障害のある方が心を込めてつくる“ぬくもり”の詰まったマルシェ
もとまち+NUKUMORIマルシェ毎月開催決定!
〈要約〉
県庁中庭で行われていたマルシェ、県庁2号館1階のドリームカフェの営業終了(令和7年12月)を受け、感謝を込めて新たに「もとまち+NUKUMORIマルシェ」を2025年4月~12月にかけて毎月開催します。
このマルシェでは障害のある方が働く作業所で作られた食品、物品を販売。
毎月テーマを設けて県庁芝生広場で月に1回開催を予定しています。
◯県庁2号館1階「ドリームカフェ」が令和7年12月で営業終了
◯感謝の気持ちを込めて新しいマルシェを開催
(県庁中庭で行われていたマルシェが前身)
◯新たなマルシェの概要
・名称
「もとまち+NUKUMORIマルシェ」
・期間
2025年4月~12月、毎月1回予定
・場所
県庁芝生広場
・販売内容
障害のある方が働く作業所で作られた食品や物品を販売
毎月テーマを設定
1. 季節性のある毎月のテーマ。県庁芝生広場がマルシェ会場に
・4月
「春のパンカーニバル」(パンを中心に販売)
・5月
栄養満点!初夏のランチ特集
・6月
父の日キャンペーン
・12月
ラストクリスマスキャンペーン
(7月~11月のテーマは現在企画中)
各月のマルシェでは作業所ならではの工夫と味わいが詰まった商品が並び、訪れる人々に癒しと驚きを届けてくれます。
2. 県外からも注目!「ひょうご楽市楽座」にも出店
9月の土日には尼崎フェニックス埠頭で開催される「ひょうご楽市楽座」にも出店。
合計8回のマルシェを予定しており、地元だけでなく県外からの来場者にも、ぬくもりある商品を手に取っていただけるチャンスです。
3. 工賃アップを目指して
この取り組みの背景には、障害のある方の工賃(賃金)を少しでも高めたいという想いがあります。
兵庫県内、特に神戸・阪神間・播磨地域の作業所では全国平均と比べて工賃が低い傾向にあります。
マルシェを通じて商品の魅力を広め、多くの方に手に取っていただくことで働く人たちの収入アップに繋げることを目指しています。
4. 地元のお店との連携も視野に
今後は県庁周辺の飲食店や店舗とのコラボレーションも検討中。
地域の事業者と協力しながら、街全体の活性化につながるイベントづくりが期待されています。
マルシェが、地域の人と人、地域と作業所をつなぐ場になることを目指しています。
四季折々のテーマで彩られる「もとまち+NUKUMORIマルシェ」。
商品を手に取ることで、誰かの働くよろこびを応援できる、そんな温かいひとと1きを、ぜひ味わってみてください。
〈質疑〉
Q1(読売新聞)
13日から開幕する万博について県としての取組全体に対する期待や抱負、残したいレガシーについて教えてください。
A1(斎藤知事)
多くの人が関西を訪れるこの機会を最大限活用しようと、万博開幕に向けて兵庫県は主に3つの取り組みを用意してきました。
1. 万博会場での「関西パビリオン・兵庫県ゾーン」
兵庫県の魅力や特色を発信する展示ゾーンです。万博会場内で直接来場者に県の魅力を伝える場となっています。
2. 「ひょうごEXPO TERMINAL」(兵庫県立美術館内)
万博との連携イベント拠点として設置。
兵庫県外からの来訪者を迎え、県内の様々な地域へ誘導するハブとして機能させる予定です。
3. 「ひょうごフィールドパビリオン」
県内各地で地域の魅力を体験できるプログラム。3年かけて準備され約260を超える地域体験型の催しがあります。
観光、文化、地場産業など多様な側面から兵庫県を知ってもらう機会を提供します。
・フィールドパビリオンは、ツアーや新たな観光コンテンツとして
・淡路の線香など地場産品の商品開発が進み継続的な地域活性化、ファンの繋がりになる
・神戸空港の国際化への機運向上
これらの取り組みは万博期間中に人々に兵庫の魅力を伝えるだけでなく、万博終了後も活かせる「レガシー」になると考えています。
万博を一時的なイベントに終わらせず、兵庫県の持続的な発展につながる成果を築いていくことが、県としての目標であり抱負です。