2025年4月21日
兵庫県「県・市町懇話会」
◯要旨
県、市町の効率的、効果的な施策展開を図るため県幹部と市町長が県施策等の意見交換を行う
・日時
2025年4月21日(月)15時〜
・会場
ラッセホール(神戸市中央区)
・出席者
斎藤元彦 兵庫県知事
県内41市町の首長
◯主な協議内容
1、教育政策と人材確保
松本真 市長(尼崎市)
『私立学校教育の振興を進める中で公立学校の位置づけを明確にしてほしい』
庵逧典章 町長(佐用町)
人材確保の難しさについて
『小さな自治体ほど厳しい状況になっていくのを痛感している。
採用内定者の約半数が辞退する』
斎藤知事
教育
・高校の問題に(市町長らの)危機感が強いことが分かった
・公立、私立の教育バランスを大切にし地域の実情に応じた教育支援を行う
人材確保
・特に技術職(建築、土木など)不足が顕著になるため各市町との連携体制を強化し県の技術職との協力を推進する
・役所だけでなくバス運転手なども含め対応を行う
東京事務所を活用した市町支援
・東京事務所の一角を市町村職員の事務作業、会議スペースとして提供
・市町村の職員が東京で情報収集などを行いやすくするための支援を今年度から開始
・市町村の職員も東京事務所で受入れ、県と市町村の連携を強化
2、大阪・関西万博への対応
市町
地域の魅力を活かし万博を契機に観光、産業振興を図りたい
斎藤知事
・ひょうごフィールドパビリオンを県内全域で展開。
市町と協力し各地域の文化、自然、産業を世界に発信していく
・万博を契機に地域経済の底上げを狙う。
3、防災・防犯・福祉の充実
市町
災害対応、地域防犯体制の強化、高齢者の安全対策など住民の安心につながる支援を求める
知事
・救急安心センター事業(#7119)を県全域に拡充し適正な医療資源利用を進める
・特殊詐欺の被害防止に向けて県警、地域団体と連携し啓発活動を強化
◯総括
齋藤知事
「県と市町の更なる連携強化により、フィールドパビリオンによる五国の魅力の発信、災害対策や特殊詐欺対策による安心・安全の確保、若い世代が兵庫に定着し働き続ける環境づくりなどを更に進めたい」
2025年4月21日(月曜日)
県・市町懇話会
兵庫県と市町長の懇話会、「告発文」問題に言及なし 教育や人材など議論
有機農業の振興や部活動の地域移行など意見交換 兵庫県と41市町のトップが懇話会
web.pref.hyogo.lg.jp
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