兵庫県政新聞
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2025/5/15 定例会見『石川県庁及び珠洲市への視察等』

《全文》
「石川県庁及び珠洲市への視察等」です。

来週5月22日になりますけれども、能登半島地震からの復興に取り組んでおられる石川県、そして珠洲市を訪問します。

馳知事、そして珠洲市の泉谷市長と面談をさせていただくほか、甚大な被害を受けた施設の復興状況の視察を行います。

また、県から石川県や珠洲市に派遣されている職員からの報告も受けたいというふうに考えています。

具体的には、5月22日の午前中に石川県庁を訪問して馳知事と面談をさせていただきます。

午後からは、珠洲市役所にて泉谷市長と面会をした後、派遣されている職員との意見交換、そして復興に取り組まれている現場を視察させていただきたいというふうに考えています。

次のページですけれども、今回の訪問の目的の1つとしては、今年が阪神・淡路大震災から30年という節目になります。

今年の9月には「創造的復興サミット」を兵庫県内で開催します。

このサミットは、既に何度かお伝えをさせていただいていますけども、国内外の被災地の首長さんなどに集っていただきまして、阪神・淡路大震災で生まれた復興のコンセプトである、「創造的復興」、災害前よりもよりよい社会を作っていこう、その創造的復興をテーマとして意見交換を行い、国内外に改めて災害からの復興を発信していこうというふうに考えています。

この理念の共有や発信にあたりまして、能登半島地震からの復旧復興に現在取り組んでおられる石川県庁と珠洲市役所を訪問しまして、知事や市長と面談を行って、その状況をお伺いした上で、サミットへの出席というものも依頼をさせていただきたいというふうに考えています。

また、県から派遣されている職員からも報告を受けることを予定しています。

それから次のページですけれども、復興の状況の視察としては、面談後に震災の津波などにより被災をし、現在、段階的な復旧工事が進められている飯田港、そして今年2月に完成をし、多くの方が入居されている宝立町というところの仮設住宅を訪問します。

現地での復興の歩みを実際に見て、創造的復興に向けての課題や、これからの復興に向けての地域の状況を把握したいと考えています。

今回の視察を通じて、「創造的復興サミット」の主催県の知事として、能登半島地震からの復興に取り組んでおられる被災地の声と復興の現場をしっかり把握をし、今現在開かれている大阪・関西万博で国内外から多くの方が、この兵庫県や関西に訪れる機会を機に開催をする「創造的復興サミット」で、復旧や復興にまさに現在取り組んでおられる状況、そして目指している復興の姿を石川県や珠洲市からも直接発信していただくことで、創造的復興の理念を国内外に発信していきたいというふうに考えています。

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