兵庫県政新聞
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2025/5/8 定例会見『コウノトリと、トキと、食・地域の未来と。~兵庫県・豊岡市×新潟県・佐渡市 環境創造型農業サミット~の開催』

◎「兵庫県豊岡市✕新潟県佐渡市 環境創造型農業サミット」開催

◯「兵庫県豊岡市✕新潟県佐渡市 環境創造型農業サミット」とは
・大阪・関西万博のひょうごEXPO week(※1)期間中にシンクロイベントとして開催
・兵庫県豊岡市と新潟県佐渡市が連携
・生物多様性環境に配慮した農業(※2)に取り組む
※1
国際博覧会協会が実施するテーマウィークに連動
兵庫県が独自のテーマを追加して展開「食と暮らしの未来」をテーマとした県民参加型イベント
※2
兵庫県豊岡市
「コウノトリ育む農法」
新潟県佐渡市
「朱鷺と暮らす郷づくりと生き物育む農法」
◯目的
・先導的な取組の価値、効果を広く発信
・食や次世代につなぐ地域の未来について考える
◯詳細
・日時
令和7年6月7日(土)
10:00~15:15
※終了後、希望者は現地研修(~17:00)
・場所
豊岡市民会館(豊岡市立野町)
・参加費用
無料、事前申込必要(先着500名)
・主催
兵庫県豊岡市(新潟県佐渡市は共催)
◯タイムスケジュールと内容(予定)
・10:00~
開会
主催者あいさつ
・10:25~
環境学習発表
→豊岡市・佐渡市の小学生
・11:15~
環境にやさしい農業に関する講演
→大桃美代子氏
(タレント・農政ジャーナリスト)
・昼食
※キッチンカーにてコウノトリ育むお米のごはんなど提供
・13:30~
環境創造型農業取組事例発表
→JAたじま職員、佐渡市農業者
・14:05~
トークディスカッション
『未来を見据えた食や地域の環境について意見交換』
【登壇者】(予定)
佐々木邦基氏(佐渡市農業者)
山下正明氏(JAたじま代表理事専務)
内藤和明氏(県立コウノトリの郷公園主任研究員)
安田高祐氏(豊岡市民)
【コーディネーター】
小谷あゆみ氏(農業ジャーナリスト)
・15:05~
共同宣言
→兵庫県知事、豊岡市長、新潟県知事、佐渡市長
・15:15~
現地研修『県立コウノトリの郷公園内にて生きもの調査』等
※事前申込制で定員50名

兵庫県が進める環境創造型農業は食、地域の豊かさを未来へつなぐために大切な取組みであることを考える機会に

「コウノトリと、トキと、食・地域の未来と。~兵庫県・豊岡市×新潟県・佐渡市 環境創造型農業サミット~の開催」です。

2025年の大阪・関西万博のひょうごEXPO weekのシンクロイベントとして、環境創造型農業サミットを開催いたします。

新潟県と佐渡市とは、コウノトリそしてトキ、生野銀山と佐渡金山などが共通する地域資源があることを踏まえまして、これまでにも新潟・兵庫連携会議として、両県の地域活性化や地域資源のさらなる活用に向けて連携を進めてきました。

令和5年9月には新潟・兵庫連携会議を佐渡で開催したというところでございます。

中でも「コウノトリ育む農法」として、化学肥料を使用せず農薬の使用を低減して、コウノトリのえさとなる生物を育む農法を用いて、安全でおいしいお米の生産に取り組んでいる本県と同様に、「朱鷺と暮らす郷づくりと生き物を育む農法」として佐渡米を生産している、新潟県の農業と環境が融合した取り組みは、今世界が持続可能な発展を届けていくためにも、国内外に広く発信し、次世代へつないでいく必要があるというふうに考えています。

そこで、国内外から多くの方がこの関西・兵庫に集まる大阪・関西万博のタイミングで、生物多様性に配慮した環境にやさしい農業に先進的に取り組んでおられる兵庫県・豊岡市と新潟県、そして佐渡市が連携をして、取り組みの価値や効果を発信し、食や次世代につなぐ地域の未来について考える機会としたいというふうに考えています。

具体的な日時は資料にあるとおりでございますが、令和7年6月7日土曜日10時からという形になります。

豊岡市民会館で開催ということで、参加は無料で定員500名ということです。

事前申し込みが必要ですので、QRコードからお申し込みをいただきたいというふうに思います。

主催は兵庫県と豊岡市が担いまして、新潟県と佐渡市は共催という位置付けになります。

それから内容についてですけれども、まず主催者の挨拶の後、豊岡市と佐渡市の小学校6年生が、これまで取り組んでこられた環境学習の成果を発表いただくということになります。

そのあと、タレントで農政ジャーナリストを、今、されておりますけども、大桃美代子さんから環境にやさしい農業についての講演をいただくということ、そして昼休みには、会場周辺でキッチンカーなどにより、コウノトリ育むお米などを使ったご飯を提供していただくということを予定しております。

そして、午後からは、コウノトリ育むお米の生産や流通の取り組み事例をJAたじまの職員の方から、そして、佐渡市のトキと暮らす郷づくり認証米の生産の取り組み事例を佐渡市の生産者から、発表いただくということになります。

さらには、事例の発表者や生物多様性の研究者、豊岡市で環境学習に取り組んできた10代の市民の方などに、環境創造型農業の価値や、今後の地域、食についてのトークディスカッションいただきまして、未来に向けた食と地域の環境について考える機会にしたいというふうに考えています。

最後には、兵庫県知事、そして豊岡市長、新潟県知事、佐渡市長によりまして、環境創造型農業の推進の共同宣言を行いたいというふうに考えています。

終了後に、希望者の方には現地研修を実施します。

県立コウノトリの郷公園内のビオトープで、生き物調査やコウノトリの見学などを実施したいというふうに考えます。

こちらも定員が50名というふうになりますので、希望される方は同様にQRコードからお申し込みいただければというふうに思います。

兵庫県が進めてきた環境創造型農業は、食や地域の豊かさを未来につないでいくために大切な取り組みであることを、改めて一人一人に考えていただきたい機会にしたいというふうに思いますので、多数の方々にふるってご参加いただくよう、よろしくお願いします。

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