兵庫県政新聞
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2025/5/31 知事日程「日本六古窯」丹波焼の里を視察

2025年5月31日 知事日程

「日本六古窯」丹波焼の里を視察
〜ひょうごフィールドパビリオン認定プログラムの体験〜
斎藤元彦兵庫県知事は兵庫県丹波篠山市にある「丹波焼の里」を訪問。
「ひょうごフィールドパビリオン」の認定プログラムの一環として行われている取組みを視察、火入れなどを体験しました。
◯主な視察内容
日本六古窯の一つである丹波焼の伝統を体感。
職人たちが昼夜を問わず薪をくべ続け、800年以上続く丹波焼の歴史を受け継ぐ姿勢に知事は深く感銘を受けた。
・丹波焼の公開焼成
最古の登窯を使用し1300度の高温で3日間かけて焼き上げる。
・子供たちの作品焼成
県内各地の子どもたちが心を込めて制作した1000点以上の作品を焼成。
・知事自ら薪くべを体験
知事も登窯の前で実際に薪をくべる作業を体験。
伝統工芸の現場に触れ職人の技と文化の重みを実感した。
◯子供たちとの交流
知事は子供たちと丹波焼の魅力、ものづくりの楽しさなど話合い作品作りへの思いにも耳を傾けた。
◯まとめ
・兵庫県の伝統工芸『丹波焼』の魅力の再発、地域文化の発信、継承の意義など改めて認識する機会に
・斎藤知事自ら薪をくべる体験は現場の職人、子供たちにとっても印象的な瞬間となり文化への理解、親しみをいっそう深めた
※「丹波焼の里」プログラムの特徴
プログラム概要
◯テーマ
「日本六古窯」丹波焼の里を訪ねる
◯目的
・日本遺産「丹波焼の里」を巡り、伝統工芸の魅力と文化を体感
・窯元の営み、手仕事の温もり、文化的創造性、伝統技術の豊かさを学ぶ
・世界に「ものづくりの現場」「自然と調和したライフスタイル」の魅力を発信
◯SDGs
・目標8「働きがいも経済成長も」
 → 窯元の持続可能なものづくりの現場に触れ、地域産業の活性化と職人文化の継承を促進
目標12「つくる責任 つかう責任」
 → 環境と調和した伝統的な製法を体験し、長く愛用できる製品作り・消費の意識を育成
主な体験内容
・窯元路地歩き
・窯元での陶芸、交流体験
・「最古の登窯」見学
・丹波焼と食の体験
・里の自然美と850年続く窯元の営みに触れる
オプションプログラム
・貴重な公開
明治28年築、兵庫県有形民俗文化財「最古の登窯」の薪窯焼成を公開
・参加型体験
焼成作品を一般募集し、通常非公開の薪窯焼成作業に参加可能。
・文化体感
約1300℃の薪窯の熱を体感し、丹波焼の里の暮らしや伝統工芸の仕事に触れる機会を提供。(万博期間中に1回限定)
テーマ性
・歴史と評価
850年続く営みの中、世界恐慌などの苦難を乗り越え、民芸運動の中でバーナード・リーチらに高評価を受け活気を回復。
・特徴と変遷
茶褐色の土肌と素朴な風合いが特徴。
壺から茶器・酒器へと多様化、近年はカラフルな色彩も採用、暮らしに根ざした民芸品を制作。
継承と姿勢
・伝統にとらわれず新しい作風を積極的に取入れ、次世代へ継承。
ダイバーシティを受入れ持続可能な地域づくりに貢献。
体験場所
・各窯元(50軒の窯元によるワークショップ in 工房)
・丹波伝統工芸公園 立杭 陶の郷
→ 陶芸教室(丹波焼金継ぎアクセサリーワークショップ)
実施概要
・実施日
毎週日曜日
・所要時間
1~2時間未満
・料金
3,300円(税込)
・決済手段
現金、クレジット、PayPay等
受入可能人数
6名まで
・予約
完全予約制
・通訳
無し
予約方法
窯元ワークショップ
→ 陶の郷HP
丹波焼金継ぎアクセサリーワークショップ
→ じゃらんHP
問合せ先
丹波立杭陶磁器協同組合
・住所
兵庫県丹波篠山市今田町上立杭3
・TEL
079-597-2034
・営業時間
10:00~17:00
(定休日:年末年始・毎週火曜 ※祝日は営業)
・HP
アクセス
・車
舞鶴若狭道 三田西IC → 約10分
丹南篠山口IC → 約20分
中国道 滝野社IC → 国道372号東へ約30分
・電車+バス
JR福知山線「相野駅」下車 → 神姫バス10分 → 「陶の郷前」または「立杭公会堂前」降車 → 徒歩5分
無料駐車場あり(大型バス可)

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