兵庫県政新聞
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2025/5/31 知事日程『ワールドマスターズゲームズ2025台北市・新北市大会視察・観光プロモーション』

〜2年後、関西で世界のマスターズアスリートを迎える準備を加速〜
2025年5月16日〜18日、斎藤元彦兵庫県知事は「ワールドマスターズゲームズ2025 台北市・新北市大会」を視察しました。
2年後(2027年5月14日〜30日)には、「ワールドマスターズゲームズ2027関西大会」がいよいよ開催されます。
ワールドマスターズゲームズ(WMG)は30歳以上のスポーツ愛好者であれば誰もが参加できる生涯スポーツの国際総合競技大会。
世界中から集うアスリートが競技と交流を楽しむ一大イベントです。
今回の台湾大会視察は兵庫県を含む関西13府県が一体となって準備を進める上で重要な機会となりました。
【目的】
・WMG2027関西大会の成功に向けた準備状況の強化
・世界的な生涯スポーツ大会運営の実地学習
・国際的な大会関係者とのネットワーク構築
・兵庫、関西への観光誘致促進
・競技会場設営、運営事例の収集と今後の活用
・関西広域連合の一員として広域的な準備、連携体制を強化
【主な視察内容(5月16日〜18日)】
■ 5月16日(金)
・IMGA(国際マスターズゲームズ協会)会長らへの表敬訪問
→ WMG2027関西大会への支援と連携確認
■ 5月17日(土)
・ビーチバレー会場視察(台北市政府前広場)
→ 兵庫県内で予定されている会場設営、運営などの情報収集
台北市政府表敬訪問(蔣市長ほか)
→ 都市レベルの大会運営ノウハウの共有
KANSAI観光プロモーション交流会開催
→ 台湾市場への兵庫・関西観光誘致を推進
日本ブース訪問・PR活動(松山文創園区EXPO会場)
→ WMG2027関西大会・関西観光の魅力発信
開会式視察(台北ドーム)
→ 開閉会式演出・進行の運営ノウハウ吸収
■ 5月18日(日)
水泳・陸上競技会場視察
→ 競技進行・選手動線・観客サービスなどを確認
【視察成果と今後の活用】
・国際関係の強化
→ IMGA、台湾大会関係者と信頼関係を構築
・大会運営ノウハウ吸収
→ 競技運営、ボランティア活用、観客サービスの知見を得る
・競技会場設営の参考事例獲得
→ 兵庫県内開催競技の準備運営に活用
・観光誘致の推進
→ 台湾市場向けに関西観光を積極PR
・広域連携の深化
→ 関西広域連合、府県間の連携体制をさらに強化、WMG2027へ向けた一体感醸成
【知事コメント(要約)】
「2年後に関西で開催されるワールドマスターズゲームズは、原則30歳以上なら誰でも参加できる国際大会。
世界中から多くのアスリートが関西・兵庫に集います。
兵庫県ではテニス、カヌーなどを予定しており、今回の台湾大会で大会の素晴らしさを改めて実感しました。関西全体で力を合わせ、歴史に残る素晴らしい大会にしていきたい。」
【まとめ】
「ワールドマスターズゲームズ2027関西大会(2027年5月14日〜30日)」 の成功に向け、今回の台湾大会視察は大きな一歩となりました。
生涯スポーツを通じた国際交流の舞台として、兵庫・関西の魅力を世界に発信する準備は今後ますます加速していきます。
【主な視察参加者】
■ 日本側(関西側)代表団
西脇 隆俊 京都府知事(関西広域連合長、視察団 団長)
斎藤 元彦 兵庫県知事(視察団 副団長)
平井 伸治 鳥取県知事(視察団 副団長)
東 勝 滋賀県副知事
渡邉 繁樹 大阪府副知事
毛利 嘉晃 奈良県地域創造部長
赤坂 武彦 和歌山県地域振興部長
喜羽 宏明 徳島県観光スポーツ文化部次長
小川 健一郎 京都市文化市民局課長
宮脇 正道 鳥取県湯梨浜町長
村上 元伸 公益財団法人WMG2021関西組織委員会副事務局長
その他:府県・政令市職員、WMG組織委員会事務局職員 等
■ 台湾側関係者
柯文哲(コ・ウェンジャー) 台北市長
侯友宜(ホウ・ヨウイー) 新北市長
林哲宏(リン・チョーホン) WMG2025台北・新北大会組織委員会CEO
王弘翔(ワン・ホンシャン) 台北市スポーツ局局長
WMG2025台北・新北大会組織委員会関係者
WMG2027関西大会『兵庫県開催競技』
ワールドマスターズゲームズ2027関西
原則30歳以上なら誰でもエントリー可能。生涯スポーツの国際総合競技大会
◆実施内容
・開催期間
2027年5月14日〜30日
・開催地域
関西13府県政令市
(兵庫・京都・大阪・奈良・滋賀・和歌山・三重・福井・徳島・鳥取・岡山・香川・高知)
・想定参加者数
約5万人(国内3万人、海外2万人)
※過去大会
ニュージーランド2017:約2.8万人
台北・新北2025:約2.5万人
・競技種目
35競技59種目予定
◆ 兵庫県開催競技の特色
兵庫県では海・山・川、県内の多彩な自然・都市環境を生かした競技会場づくりが大きな魅力
・ビーチバレー
(慶野松原ビーチ/南あわじ市)
海、ビーチの魅力
瀬戸内の美しい海岸線を背景に競技と交流が展開。
・オリエンテーリング
(ハチ高原・峰山高原・兎和野高原)
山、森林の魅力
関西屈指の森林フィールドを舞台に競技+自然体験が両立。
・硬式野球
・水泳・テニス・テコンドー等
(神戸市、三木市など)
市街地・都市型会場の魅力
都市インフラの充実した競技会場と観光資源の近接性を活かす。
・カヌーポロ
(宍粟市 音水湖)
西日本有数の静水フィールドで繰り広げられる迫力ある競技。
・射撃(クレー)
(岡山県境)
全国屈指の射撃環境で競技レベルの高い大会が期待。
◆ 魅力と意義
「スポーツをきっかけに関西の自然・文化を再発見してもらう」という大会理念を兵庫県でも体現。
・国内外からの約5万人規模のアスリート、観客の来訪が見込まれ、地域の観光振興や経済活性化にも貢献。
・年齢・経験・国籍を問わず参加できる大会であり「誰もが主役になれるスポーツの祭典」を実現。
◆兵庫県、斎藤知事の取組み
「兵庫県ではテニスやカヌーなどを予定しており、自然と都市の多彩な魅力を感じていただける大会になる。
世界中から集うアスリートと県民との交流を通じ兵庫の魅力を発信していきたい。」

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