兵庫県政新聞
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2025/7/29 定例会見『ひょうご里山、里海国際フォーラム開催予定』

ひょうご里山・里海国際フォーラム開催予定

1、目的

◎大阪・関西万博「ひょうごEXPOウィーク」(テーマ:地球の未来と生物多様性)のシンクロイベント

◎里山・里海の重要性と保全・再生の取組を国内外に発信、地域住民や若い世代の交流を促進

2、詳細

◎日程

2025年9月27日(土)・28日(日)

◎会場

県立兵庫津ミュージアム(神戸市兵庫区)

◎参加費

無料

事前申込制(定員70~150名、先着順)

◎主催

兵庫県、(公財)ひょうご環境創造協会、国際機関(IGES、APN、EMECS ほか)

3、内容

◎9月27日(土)

①Z世代による提言発表

(10:30~12:00/定員70名)

・環境リーダー育成プログラム参加者15名が成果を発表

②基調講演

(13:35~14:30/定員150名)

・講師

中井徳太郎氏(元環境事務次官)

・テーマ

「地域循環共生圏」~環境・経済・社会を同時に解決する考え方~

③シンポジウム

(14:40~15:40/定員150名)

・テーマ

脱炭素×SDGs×地域づくり

担い手育成、地域施策を議論

◎9月28日(日)

①里山国際フォーラム

(10:30~12:00/定員150名)

・黒川の里山林事例紹介

(服部保氏・兵庫県立大学名誉教授)

・海外事例紹介(IGES:ミトラ・ビジョンタマール氏)

②高校生によるポスターセッション(13:00~15:00 発表、16:00~16:30 表彰)

・県内高校12校19チームが調査研究成果を発表

③里海国際フォーラム

(14:30~16:00/定員150名)

・国内外の事例共有、今後の里海づくりを議論

・登壇者

神戸大学・和歌山大学教授ほか

◎9月27日・28日

展示イベント

・海ごみ展

漂着ごみ清掃活動などの紹介

・生物多様性展示

野生動物の剥製、標本など

・神戸市里山、里海展

4、まとめ

◎研究者・行政・地域住民・若者が一堂に集い、国内外の事例や若者の提言を共有

◎交流を通じて「里山・里海」の持続可能な発展を考える

◎多様な世代・立場からの参加を広く呼びかけ

〈全文〉
「ひょうご里山・里海国際フォーラムの開催」です。

大阪・関西万博が現在開催中ですが、ひょうごEXPOウィークということで、テーマをそれぞれ掲げておりますが、その中で我々としても「地球の未来と生物多様性」を考えるテーマを掲げています。

シンクロイベントとして、「ひょうご里山・里海国際フォーラム」を開催します。
テーマウィークである「地球の未来と生物多様性」は9月17日から28日までを設定しており、その期間に今回のフォーラムの開催によって、里山や里海の重要性、そしてその保全と再生に向けた取組みを国内外に発信をすること、その保全と再生に取り組む地域住民や若い世代の交流を図ることを目的として開催をします。

テーマウィーク期間中の9月27日、28日に県立兵庫津ミュージアムで開催します。
本日から参加者の募集を開始します。
各プログラムには70名から150名の定員を設けており、先着順で受付けを行いますので、webサイトから申し込みいただきたいと思います。
主催は、兵庫県以外にも、(公財)ひょうご環境創造協会のほか、国際機関、団体がそれぞれ連携して企画や開催をします。
プログラムの概要ですが、まず9月27日には、4月に定例会見で参加者募集をお知らせしたと思いますが、Z世代による環境リーダー育成プログラムに参加いただいた方15名から、その成果として「Z世代による提言」を発表していただきます。

次に、フォーラム全体を貫く理念として設定した、地域の資源を最大限に活用しながら、環境、経済、社会の同時解決を目指す考え方である「地域循環共生圏」について、その構想に深く関わってこられている、元環境事務次官の中井徳太郎さんにご講演していただきます。
最後に、担い手づくりの観点から人材育成に向けての施策について意見交換を行うシンポジウムも開催します。
2日目の9月28日ですが、フィールドとなる「里山」と「里海」をテーマとする国際フォーラムをそれぞれ開催しまして、海外の事例も交えて発表、意見交換を行います。
あわせて、県内の高校生によるポスターセッションを行い、里山・里海に関連した調査、研究の成果も発表をしていただきます。
また、会場となる県立兵庫津ミュージアムのオープンスペースを活用し、「海ごみ展」、海のごみをしっかり清掃などしていくという取組み、これは淡路などでもしっかりやっていただいていますが、そういったことの発表であったりとか、多様な生物が育まれるようなそんな社会をつくっていくと。
逆に言うと、今、生物多様性が失われつつあるということの危機感も知っていただけることも発表するという各種の啓発・展示も行います。
ぜひ、興味ある方は応募いただきまして、人の営み、県民の皆さんにとって身近な地域資源である「里山」と「里海」の重要性、その保全や再生について、一緒に考えていただきたいと考えています。

プログラムには研究者だけではなく、若者の発表機会も多く含まれていますので、国内外、そして幅広い世代間で交流を図ることで「里山・里海」の持続可能な発展を目指していきたいと考えていますので、ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。

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