SSH全国大会を視察
☆ SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
高校が大学、研究機関と連携して未来の科学技術人材を育てる文科省指定の先進教育プログラム
◎大会の概要
○名称
令和7年度 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会 全国大会
○日時
8月6日・7日
○場所
神戸国際展示場
→全国大会は近年、神戸の開催が定着
○主催
文部科学省、科学技術振興機構(JST)
○参加校
・約230校(全国のSSH指定校、経験校)
・発表形式
ポスター発表、口頭発表
○分野
物理・工学、化学、生物(動物・医学系、植物系)、数学・情報、地学
◎兵庫県の状況
SSH指定校数は16校(全国第2位、東京都に次ぐ)
→令和5年度は全国1位タイ(東京都と同数)
◎知事の視察内容
○会場を巡回、全国の高校生の研究発表を視察
○生徒と直接質疑応答、研究意欲・創意工夫に感銘
○兵庫県立三田祥雲館高等学校の研究を特に注視
◎生徒の研究例(兵庫県)
○「三田祥雲館高校」科学部 robotics班
・テーマ
「単眼カメラを用いた機械学習による距離推定」
・内容
カメラ映像のみで距離を推定する技術を開発
ロボサッカー全国大会で優勝経験を持つ研究成果
◎知事の見解
○SSHは「大学や研究機関と連携、未来の科学技術人材を育成する拠点」
○兵庫県は全国トップ級の指定校を誇る
○高校生たちが魂を込めた熱いプレゼンを繰り広げ、その真剣な眼差しと情熱に日本の科学技術の未来への希望を強く感じる
◎生徒からの要望と対応
○化学室にエアコンが無い。実験中の暑さが危険という意見
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・知事はその場で対応を指示
・翌日の総合教育会議にて『県立高校へのエアコン設置』を最重要議題に取上げることを表明
◎知事の決意
「兵庫から世界に羽ばたく研究者、ノーベル人材を輩出すべく、研究環境の充実など支援に取組む」
※画像
斎藤知事SNS