定例会見
10月8日
ひょうご生物多様性シンポジウムの開催~特定外来生物と30by30への取り組み~
〇目的
・兵庫県は「生物多様性ひょうご戦略」を令和7年3月に改定
・特に重視している目標30by30(2030年までに自然環境の30%を保全)
・特定外来生物の早期発見、早期防除
・自然を次世代に引き継ぐために行政だけでなく高校生、大学生、企業、NPO、市民の参加が不可欠
・学びと実践を結ぶ場として開催
〇開催概要
・日時:12月19日(金)
・会場:兵庫県立大学 神戸商科キャンパス 三木記念講堂
・参加費:無料(事前申込制)
・定員:500名
・申込:チラシ掲載のQRコードから
〇内容
☆特定外来生物の現状と脅威
・国内外で深刻化する外来生物の被害を解説
・生態系、農業、地域への影響と最新の知見を紹介
→講師:五箇公一 氏(国立環境研究所)
☆生物多様性ひょうご戦略と30by30の取り組み状況
・改定戦略のポイントを説明
・兵庫県が進める30by30の取組状況と成果を報告
→講師:三橋弘宗 氏(兵庫県立大学)
☆若手世代と取組む環境保全
・小学校などでの環境出前授業を紹介
・子ども、若者が環境に関心を持つための仕組みづくりを説明
→講師:谷口真理 氏(株式会社自然回復)
☆アライグマ被害の現状と対策事例
・県内で広がるアライグマ被害を解説
・被害減少へ向けた防除事例と今後の戦略
→講師:栗山武夫 氏(兵庫県立大学)
☆石ケ谷公園のクビアカツヤカミキリ防除対策
・高校生が公園で実施している駆除活動を紹介
・若者目線の地域実践として注目
→発表:兵庫県立明石北高校(SSH)
☆特定外来生物拡大防止 Hyogo宣言の採択
〇まとめ
・外来生物問題と30by30は兵庫の未来の自然を守るカギ
・研究者、行政、企業、高校生が登壇する“多様な主体の連携型シンポジウム”
・アライグマ、クビアカツヤカミキリなど県内で深刻な課題も具体的に紹介
・「Hyogo宣言」を採択、県全体での取組強化を発信